11/30 「ブラック企業の見分け方」

Category - ブラック企業問題 作成者:友弘 克幸

あす12月1日から、大学3年生らの就職活動が本格的にスタートします。

経団連の申し合わせで、会社説明会などの解禁日が「12月1日」となっているからです。

 

11月30日付け朝日新聞の「私の視点」欄に、

上西充子さん(法政大学キャリアデザイン学部教授)が

ブラック企業 就職ナビに頼らず自衛を

という文章を書かれています。

 

「就職ナビサイトが勧める流れに乗るだけでは、皆さんはブラック企業に対して無防備である。そのことをまず自覚してほしい。」

として、ブラック企業を見分けるための視点として、次のようなポイントを紹介されています。

新卒者の3年後離職率が高い企業は用心したほうがよい。

(「就職四季報」には各企業の3年後離職率が載っている)

ブラック企業には、労働時間と賃金の関係が不明瞭、といった特徴がある。

たとえば、わかりにくい形で初任給に長時間の残業代を忍び込ませたり、

「君は裁量労働制だから残業代は出ないよ」などと、専門用語ではぐらかす。

 

上西氏は、今野晴貴氏、常見陽平氏とともに、

「ブラック企業の見分け方」という冊子を作成し、「ブラック企業対策プロジェクト」の

ホームページで無料公開されているとのことなので、さっそく読んでみました。

 

60頁ほどの冊子ですが、

「就職四季報」で掲載されている企業データをどのように読み解けばよいか、とか、

新聞・雑誌のデータベースで「企業名+労災」とか「企業名+裁判」などで検索してみる方法、

大学のキャリアセンターでは個別に相談しにいくと、「あの企業は・・・」といった情報をいろいろ教えてもらえることがある、などなど、

「企業の本当の姿」を知るための実践的な方法論が詳しく、

具体的に解説されていて感心しました。

 

入社後に後悔しないためにも、これはぜひ、たくさんの大学生に読んでもらいたいと思います。

これは、おすすめです。