8/8 若者の「使い捨て」が疑われる企業等への取組を強化(厚労省)
2013.8.8
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★「ブラック企業」批判に答える形で、厚労省も動き始めたと言うことでしょうか。
8月8日、「若者の『使い捨て』が疑われる企業等への取組を強化」すると発表しました。(厚労省ホームページ)。
「ブラック企業」ではなく、「若者の使い捨て」と来ました。
役所とは思えない大胆な言葉遣いで、インパクト大です。
「後期高齢者」でネーミングセンスの欠如を露呈して集中砲火を浴びたのと同じ厚労省とは思えないですね。
★ただ、ちょっと心配なのは、各地の労働基準監督署がこれに十分対応できるか、ということです。
前のブログでも書きましたが、労基法違反はしっかり取り締まるべきですが、それを継続的にやっていこうとすれば、やはり労働基準監督官の数を増やす必要があると思うのです。
かけ声だけで終わらなければよいのですが。
★補足(8/13)
労働基準監督官の数がいかに少ないか、という点については、こちらもご覧ください。