丁寧に対応していただきました

丁寧に対応していただきました。(20代男性)

長い間でしたが丁寧に対応していただきました。

お世話になりありがとうございました。

弁護士 友弘 克幸からのコメント

バイクを運転中、交差点で自動車と出合い頭に衝突してケガをしたが、相手方の自賠責保険が切れているようだ、ということでご相談に来られました。

事故当時の「信号の色」をめぐって依頼者様の主張と相手方の主張が対立があり、紛争解決までは長期間を要するものと見込まれました。

 

加害者が自動車である場合、通常、被害者は治療費や通院慰謝料などを相手方の自賠責保険会社から支払ってもらうことができますが、今回の件では相手方の自賠責保険が使えません。

そこで、「政府補償事業」という制度を利用して、政府(国土交通省)に対して、治療費などの請求を行うことにしました。これにより、治療費など最低限の費用については、迅速に支払いを受けることができました。

もっとも、政府補償事業では支払額に上限がありますし、壊れてしまったバイクに関する損害(物損)は、そもそも政府補償事業では補償されません。

そこで、これらの損害については、別途、裁判を起こすことになりました。

裁判は、特殊な事情(相手方の弁護士が途中で交代した)のため数か月間にわたって審理が中断するというアクシデントもありましたが、最終的に和解が成立し、無事解決となりました。

 

本件は、「相手方が自賠責保険に加入していない」という異常事態に直面され、依頼者様も当初は戸惑っておられました。また、「信号の色」をめぐって真っ向から相手方と主張が対立していました。

被害者側にとっては様々な意味で「悪条件」が揃っていたといえますが、その中でも最善の手段を模索し、無事解決にこぎ着けることができました。依頼者様にもご満足いただき、嬉しく思います。

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